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市立病院 City hospital

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宮崎県えびの市

■胸部X線撮影時の注意点
皆さんは、健康診断等で胸部X線写真を撮ったことがあると思いますが、その際「これを外してください」、「これも脱いでください」とお願いされたことはありますか。
今回は、胸部X線写真撮影時に、なぜ身に着けているものなどを外したり脱いだりしないといけないのかを説明します。
X線は透過力が強いですが、何でも透過してしまうわけではありません。金属やプラスチックなどは遮蔽(しゃへい)効果があるため、X線写真上に写り込んでしまいます。
胸腔内(肺)はほぼ空気のため、胸部撮影時は少ないX線量で撮影を行います。そのため、特にそういった異物の影響を受けやすくなり、その異物が写り込んだ場所に病変があった場合、病変が見落とされる可能性が高くなってしまいます。

▽胸部撮影時に身に着けてはいけないもの
ワイヤー付きブラジャー、肩ひもに金具やプラスチックが付いたキャミソール、刺しゅうや厚手のプリント付きのTシャツ※スポーツブラも線が写り込むため着用不可の施設があります。
検査を受ける際は、各施設で検査着が準備されている場合もありますが、着回し等が気になる場合は、ポケットなしの無地のTシャツを持参するようにしましょう。
※身に着けてはいけないものは、検査機器によって変わります。

文:市立病院地域医療連携室

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