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特集 えびの市障がい者プランを策定しました(3)

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宮崎県えびの市

■障がいのある人の経済的自立に向けて
「えびの市障がい者プラン」では、6つの基本目標の中に「雇用·就業および経済的自立の支援」を掲げています。取り組みの一つとして、障がい者一人一人の特性に合った活躍の場で、就労ができるよう、事業所等と連携し、就労移行支援事業や就労継続支援事業を活用した福祉的就労を支援しています。
主な支援の内容として「障害福祉サービス」があります。これは、障がいのある人それぞれの障がいの程度や、社会活動、介護者、住居等の状況など、勘案すべき事項を踏まえ、個別に支給されるサービスです。その中の一つに「就労継続支援A型」があります。このサービスは、雇用契約に基づく就労が見込まれる障がい者で、雇用に結びつかなかった人や離職者、就労経験者に対して、就労の機会や生産活動の機会を提供することで、その知識や能力の向上を図る訓練などを行うものです。
就労継続支援A型などのサービスの利用までの流れは次のとおりです。


※1 障害支援区分とは、障がい者に対する介護給付の必要度を表す6段階の区分(区分1~6:区分6の方が必要度が高い)です。障がい者の特性を踏まえた判定が行われるよう、障がい者の心身の状態に関する80項目の調査を行い、市町村審査会での総合的な判定を踏まえて市町村が認定します。
※2 相談支援事業所の相談支援専門員が、障がい者の置かれている状況や障害福祉サービス等の利用に関する意向などを勘案し、障がい者が利用する障害福祉サービス等の種類や内容等を定めたサービス等利用計画案を作成します。
※3 一定期間サービスを利用し、(1)本人の利用意思の確認、(2)サービスが適切かどうかを確認します。

■就労継続支援A型事業所
えびの市内には、いくつかの障害福祉サービス事業所があります。今回はその中でも市内に2カ所ある「就労継続支援A型事業所」を紹介します。

▼就労支援センターさくら
就労支援センターさくらでは、地域のカーオークション会社から委託を受け、洗車や車内の清掃などを行っています。就労意欲がありながら、通常の事業所に雇用されることが困難な障がいを持っている人たちに、それぞれに合った就労の機会を提供しています。生きがいを見つけ、一般就労に向けて必要なスキルを磨き、社会参加できるよう支援しています。

ずっと家に引きこもっているよりも、外に出て仕事をした方がいいと思い、就労を始めました。いまでは楽しく仕事ができています。特に車に貼り付けられた企業のシールをはがす作業はやりがいがあります。

▽特定非営利活動法人就労支援センター
さくらえびの市永山603番地2
【電話】48-7302

▼ドリームサポート
一般社団法人ドリームサポートでは、野菜の皮むきやお弁当の製造·販売、施設外就労を通じて、就労に必要な知識や能力の向上のための訓練を行っています。また、一人一人の目標や思い、悩んでいることは違うので、相談に乗って、それぞれに合った支援を行っています。地域と力を合わせて、一般就労につなげていきます。

分からないことや不安なこともありましたが、職員の人が優しく教えてくれるので、自分も学びながら楽しく仕事ができています。将来的には一般就労を目標にしているので、その目標に向かって頑張っています。

▽一般社団法人ドリームサポート
えびの市坂元119番地6
【電話】27-3841

お問い合わせ:市福祉課障がい福祉係
【電話】35-1115(課直通)

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