■暗号資産の「必ずもうかる」に要注意
出会い系サイトやマッチングアプリなどで知り合った人から、暗号資産(仮想通貨)の取引や投資を持ち掛けられ、トラブルになるケースが増えています。セミナーやSNS等を通じて「絶対にもうかる」などと持ち掛けられて投資をしたが、返金されない、出金できないなどのトラブルになっているケースもあります。
相談の多くは、SNSの広告やメール、電話などで「絶対に損はしない」、「必ずもうかる」と言葉巧みに勧誘され、なかには、お金がないことを理由に断ろうとしたところ、消費者金融を紹介された例もあります。
投資において、「必ず」や「絶対」はありません。そのような話を聞いたら、まずは疑ってみることです。また、暗号資産取引を行う正規の暗号資産交換事業者は、金融庁の登録を受けています。事前に、金融庁のホームページで確認することをお勧めします。
投資は、預貯金とは異なり、利益が確約されるものではなく、投じたお金(元本)も保証されてはいません。暗号資産の価格が急落し、損をする可能性があります。また、投資そのものが詐欺のケースもあります。リスクについて、十分に理解するようにしてください。
消費生活で不安になったときには、消費者ホットライン「188」にご相談ください。
文:市民環境課生活環境係
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