地域おこし活動 Community Building

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■充実した1年を振り返って
令和5年の3月にえびの市地域おこし協力隊に着任してから1年が経ちました。嬉しいことに多くの仕事を任せてもらい、忙しくも充実した日々でした。
地域教育魅力化コーディネーターとして、飯野高校を中心にえびの市の教育魅力化を担当していますが、元々農業従事者だったため、教育は初挑戦の分野。活発な高校生に対して仕事をすることは戸惑い半分、刺激半分もらえます。飯野高校では、探究活動を行う生徒たちのサポートやキャリア教育を支援しています。私自身の高校時代と比べると、考えや意見を言語化する能力が高い生徒が非常に多いと感じています。それでもあどけなさが残る高校生。時に悩み、壁にぶつかったときに話を聞いて、サポートができるように日々の対話を心がけています。親でも先生でもない、第3の大人がいる。そんな立ち位置になれればと常に思っています。
令和6年度からは市内の小中学校のえびの学支援をしていく予定です。昨年度カリキュラム改定に関わらせてもらったので、各学校が困っていることなどを時間をかけて改善していきたいと考えています。
この1年間の充実した日々は市民の皆さんが温かく迎え入れてくれたことに尽きます。学生たちにえびの市の魅力を再認識し、もっと好きになってもらえるような取り組みを続けていきたいです。

文：武井恒介隊員