■製品事故に遭った場合には
消費生活センターや消費生活相談窓口では、消費者トラブルに巻き込まれたときのほか、製品事故などの相談にも応じます。
製品事故とは、製造物の欠陥によって事故が発生した場合をいいます。製品事故が発生して、けがなどした場合には、すぐに病院を受診して、医師の指示を受けましょう。
また、被害から救済されるためには、その事故が製品の欠陥によって発生したことを示せるようにしておくことが大切です。事故の写真などの撮影、製品の保存、現場の保存をして、販売店や製造業者、輸入業者に事故報告をしましょう。
そして、消費生活センターに相談するようにしましょう。相談することで、次の被害者が出る事故を防ぐ意味もあるため、早めに相談することが重要です。
ただし、消費者の使用に問題があった場合や経年劣化によって事故が起こった場合は、責任を追及することはできません。事故に遭わないためには、取扱説明書などの注意事項をよく読み、正しい使用方法を遵守することが大切です。
少しでもおかしいと思ったら、全国共通消費者ホットライン「【電話】188(いやや)」にご相談ください。
文:市民環境課生活環境係
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