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宮崎県えびの市

■畜産/2月は家畜防疫強化月間です
12月に入り、宮崎県でも鳥インフルエンザウイルスが確認されました。渡り鳥の飛来により、いつ、どこで発生するか分からない状況です。畜産農家のみならず、甚大な被害を及ぼした平成22年度の口蹄疫および高病原性鳥インフルエンザの発生以降、農家や県が行っている防疫の取り組みを振り返り、農家だけでなく市民一人一人が、家畜防疫のために何ができるのか考えてみましょう。

▽鳥インフルエンザ
今シーズンは、令和4年シーズンと匹敵するペースで、高病原性鳥インフルエンザウイルスが発生し、12道県16事例(殺処分数/約275・2万羽)確認されています。
また、韓国では令和6年10月から12月にかけて8事例の高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認され、台湾では季節を問わず農場での発生が継続的に確認されています。
今シーズンは、九州管内において、鹿児島県2例、宮崎県1例、計3例発生し、本病ウイルスの侵入リスクが非常に高い状況にあります。
養鶏農家の皆さんは、再度、防鳥ネットの確認と補修、捕獲器・忌避剤・殺鼠剤の設置、鶏舎周りの石灰散布など最大限の防疫体制を整えてください。また、愛玩鶏を飼養している皆さんも、鶏は小屋内で管理し、金網や防鳥ネットの設置、エサや水の小屋内の設置など、野鳥との接触を避けるような対策をお願いします。

▽豚熱(CSF)、アフリカ豚熱(ASF)
平成30年9月以降に、国内で豚熱の発生が確認されてから、94事例169農場で陽性が確認されています。野生イノシシについては、令和6年11月7日から令和6年12月4日の期間で、22県88頭で陽性が確認され、感染が危惧される状況にあります。
さらに、平成30年8月17日に中国で、アジア地域で初めてアフリカ豚熱の発生が確認されて以降、周辺国へ感染が拡大し、20カ国で発生が確認されています。国内では、平成30年10月以降、旅客の携帯品から収去した畜産物から、ASF遺伝子が174例確認され警戒が必要です。

▽口蹄疫
市内で発生した口蹄疫終息から14年が経過します。畜産農家の皆さんは、飼養衛生管理基準を遵守し、野生動物の侵入防止や畜舎の清掃・消毒、立入者記録簿の記入、農場内外の長靴の履き替え、車両消毒、踏込消毒槽の点検を徹底し、防疫対策のさらなる強化に努めましょう。
また、毎月20日は消毒の日となっています。地域での一斉消毒の取り組み等、関係者が一体となった防疫対策を徹底しましょう。
※事例等の数字は、全て令和6年12月現在のものです。

問合せ:市畜産農政課畜産振興室
【電話】35-3744(課直通)

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