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今、三股で最もアツい⁉場所 上米・中米地区(2)

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宮崎県三股町

たくさんの人でにぎわった「樺山天国」。この3年で新しくできたコメーキングスペースコメや樺山購買部だけで行われたわけではなく、上水商店や上水園といった昔から地域に根差している店舗も一緒になって、地域を巻き込んで行われたイベントでした。
このイベントを企画した地域の人と町社会福祉協議会は、地域のさまざまな人、知識、経験を生かして、人と人、人と社会がつながる「地域共生社会」の実現を目指して活動をしています。

■「地域共生社会」とは
これまでの社会保障制度では、病気、障害、介護、出産や子育てといったことを想定した給付やサービスを行い、公的な補償を行ってきました。その結果として、今では高齢者介護や障害福祉といった専門的な支援の提供を受けることができるようになりました。
一方で、個人が抱える生きづらさや多様化する福祉ニーズに、これまでの専門的な支援だけでは解決しきれないことも増えてきました。
そこで、「支える側」、「支えられる側」という一方向だけの関係ではなく、「地域で暮らしている以上、誰もが支え、支えられるものである」という考えのもと、人と人、人と社会がつながり合う取り組みが生まれやすいような環境を整えることを目指すのが「地域共生社会」です。

■「地域共生社会」がつくるまちの未来
「福祉」というと、高い技術や専門知識が必要で、誰にでもできることではないというイメージがあります。福祉は自分ではない誰かがする縁遠いものと考える人もいるかもしれません。一方で、福祉には「幸福」という意味もあります。日々を幸福に過ごすことは誰もが願うことです。もし、福祉サービスの専門的な知識や技術を持っていないとしても、自分にできることをすることで、地域の中で幸福に生活できる人が増えるとしたら、また、自分にはできないことを誰かに助けてもらうことで幸せな生活を送ることができるとしたら、「福祉」はより身近なものだと感じることができるのではないでしょうか。
上米・中米地区で行われている「地域共生社会」の取り組みは、地域の中で、私たちが快適で幸福な生活を続けることができるまちをつくる方法の一つです。

町社会福祉協議会の「地域共生社会」に関する取り組みの詳細は、こちらから確認することができます。
※詳しくは本紙5ページをご覧ください。

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