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■もしもに備えて　今市自主防災組織が防災訓練
7月2日、今市児童館で今市自主防災組織が防災訓練を行いました。これは、地区の防災力を高めるため毎年行っているものです。当日は、都城市消防局の下沖康太郎(しもおきこうたろう)さんを講師に、心臓マッサージの方法やAEDの使い方を実践。また、非常食の炊き出しの訓練なども行われました。さらに、緊急通報時にスマートフォンのビデオ通話で指令室や救急隊と情報共有ができる映像伝送システムを体験し、訓練を通じて地域の団結力と防災力が向上しました。

「先日、実際に心臓マッサージをすることがありました。戸惑いましたが体は動いたことで訓練の大切さを実感しました」
参加者　下沖　等(しもおきひとし)さん(今市在住)

■町民の安心安全を守るために　町消防団が夏季訓練を実施
7月9日、町と町消防団(里岡広志(さとおかひろし)団長、170人)が、上米公園で夏季訓練を実施しました。この訓練は、消防団経験の浅い団員を対象に実践的な消火訓練を行うことで、ポンプ操作技術などの向上を図ることが目的です。
当日、各部は里岡団長からの指示に臨機応変に対応。機敏な動作と規律で発水や補給を行い、実際の火災現場さながらの緊張感の中で訓練は行われました。今後も、消防団は町民の生命、身体、財産を守るための活動を続けていきます。

■長年の防災尽力に感謝　退職消防団員に感謝状
7月12日、町役場で「退職消防団員に対する感謝状贈呈式」を行いました。町消防団に5年以上在籍し、3月末で退団した9人が対象です。式では、木佐貫町長がねぎらいの言葉を述べ、一人一人に感謝状を手渡しました。なお、退団者は次のとおりです。
※詳しくは本紙をご覧ください。

「たくさんの出会いとさまざまな経験をすることができました。今後は地域での防災に微力ながらお手伝いできればと思います」
退団者　在籍年数15年　和田真祉(わだまさし)さん(谷在住)

■中内弘美(なかうちひろみ)さん　社会福祉功労者表彰受賞
7月13日、町身体障害者連絡協議会の中内弘美(なかうちひろみ)会長が第68回日本身体障害者福祉大会で表彰を受けたことを木佐貫町長に報告しました。
中内さんは昭和50年に町身体障害者連絡協議会に入会。平成20年からは同会の会長を務め、活動に積極的に参加することで身体障害者の福祉向上に大きく貢献してきました。また、平成25年からは(一社)宮崎県身体障害者団体連合会の理事に就任。連合会の体制を整備するなど、町内のみならず、県内の身体障害者の福祉向上に努めています。今回は、長年の活動が評価されたものとなりました。中内さんは町社会福祉協議会の理事や自治会役員としても活動しています。

■地域への恩返し　(株)マエムラ電設が電動車いす寄贈
7月24日、町役場で電動車いすの贈呈式が行われました。(株)マエムラ電設(前村康成(まえむらやすなり)社長)から贈呈されたのは、電動車いす2台です。この電動車いすは、折りたたんで運ぶことができるほど軽量、コンパクトなもので、搭載されているバッテリーは家庭用コンセントで直接充電をすることができるなど、使い勝手の良いものです。
贈呈式で前村社長は「地域やまちの皆さんあっての会社。微力ながら恩返しをさせていただきたい」と話し、木佐貫町長は「すばらしいものをいただき、大変ありがたい。有効活用させていただく」と感謝を述べました。この車いすは、町社会福祉協議会などで活用されます。