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クローズアップ まちを支える人たち(187)

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宮崎県三股町

仮屋在住 木野田俊一(きのだしゅんいち)(75)さん

■守り続けてきた日常の光景
○活動は元気の源
交通指導員として30年以上活動した功績などにより、「九州管区警察局長・九州交通安全協会長賞」を受賞した木野田俊一さん。現在、18人が活動する町交通指導員の会長を務め、登下校の見守り、交通安全に関する啓発活動などを行っている。木野田さんが指導員になったのは40歳頃のこと。当時の公民館長に頼まれたことがきっかけとなり、会社勤務の傍ら活動することになった。「あんまり、苦労を感じたことはないですね。活動を続けていると、自分が元気でいられるんですよ。運動にもなるし、遠くから子どもたちが元気な声であいさつをしてくれる。元気の源ですね」と話す。子どもたちが元気にあいさつできること。それが、安心して登下校できる環境を木野田さんたちが守り続けている“証”だ。日常的な光景で、しかし輝くその“証”を、明日も木野田さんたちが守り続けていくのだろう。

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