■高齢者のインフルエンザは重症化することがあります
インフルエンザは「インフルエンザウイルス」に感染して起きます。38℃以上の発熱、頭痛や関節・筋肉痛など全身の症状が急に現れ、高齢者や種々の慢性疾患を持つ人は肺炎を伴うなど、重症化することがあります。
○インフルエンザを予防する有効な方法
(1)流行前のワクチン接種が有効です
ワクチン接種を受けた高齢者は、死亡の危険が5分の1に、入院の危険が約3分の1から2分の1にまで減少することが期待できるとされています。現行ワクチンの安全性は極めて高いと評価されています。
(2)手洗いやアルコール製剤による手指衛生も有効です
手洗いで付着したウイルスを洗い落とすことや、アルコール製剤による手指の消毒もインフルエンザウイルスに対して有効です。
(3)感染を広げないために“咳エチケット”を心掛けてください
インフルエンザは、主に、咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)によって感染します(飛沫感染)。普段から“咳エチケット”((1)他の人に向けて咳やくしゃみをしない(2)咳やくしゃみが出るときはマスクをする(3)手のひらで咳やくしゃみを受け止めたら手を洗うことなど)を心掛けてください。
問合せ:地域包括支援センター
【電話】52-8634・9063
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