下新在住 花岡利玖斗(はなおかりくと)(15)さん
■三股魂を胸に走り続ける
○三股チームのエース
「三股魂で頑張るぞー!」。1月の市町村対抗駅伝大会で9回目の優勝を果たした三股チームを、区間新記録の走りと力強く大きな声で盛り上げた中心選手が花岡さんだ。父親の勧めで小学1年生から陸上を始め、中学校では駅伝部に入部。当初は記録が伸び悩むも、顧問の米田先生からの「自信を持て」という言葉に奮起すると、走るだけでなく駅伝部の主将や生徒会役員、学級委員長を積極的に務めることで自信と責任感を身に付け、今では3000メートルの自己記録が9分を切る全国レベルの選手へと成長した。「いつも応援してくれる人や親に、恩返しになる走りを見せたい」と話す全身には力がみなぎる。4月からは小林高校に進学、まずは全国高校駅伝出場を狙い、その先に箱根駅伝、実業団を見据える。「『三股魂!』と叫ぶと力が湧くし、いろいろな人からも力をもらいます」と話す花岡さんは、三股魂を胸に走り続ける。
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