八方美人、四面楚歌や八面六臂など、四字熟語の中には方向を示す漢数字が含まれているものがあります。
いずれも「あらゆる方向」といった意味合いで使われています。では、特定の人物や物事を捉える際、持つべき視点は一体いくつなのでしょうか。
今回の特集は「くいまーる」。(1)行政の視点(2)乗客の視点(3)運転手の視点。今回、3つの視点でくいまーるの再編を特集しましたが、果たして視点は3つで十分だったのでしょうか。
周辺店舗の視点、乗客の家族の視点、まだ利用したことがない人の視点など、多くの視点を逃しています。
論語に「知らざるを知らずとなす、これ知るなり」という言葉があります。知らないことや気付いていないことがあるのではないか、自問自答しながら、進んでいきたいと思います。
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