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自治体の皆さまへ

ごかせ気分♪

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宮崎県五ヶ瀬町

地域おこし協力隊の山田一誠です。
「ごかせブックライン KITORASU」よろしくお願いします。
2月になりました。今冬も近隣の山に登っています。人里では雪がなくても、山奥では解けずに残っています。冬山の登山は冬の音が聞こえてきます。ザクックザクッと自分の足で雪を踏む音、風で木々がなびく音、動物の鳴き声が聞こえてきます。人工音は何もありません。心をきれいにしてくれます。
今年度の目標は「初心忘るべからず」でした。地域おこし協力隊として就任した当時の気持ちを忘れないで活動することができました。ごかせブックラインKITORASUでは1つ1つ大切に巡回することができました。
ところで、ごかせブックラインKITORASUの色は黄色であり、多くの人から五ヶ瀬町立図書室の色は「黄色」と言われます。ですが、見た目の色ではなく現実的なカラーを出していくことが、私は必要だと思っています。カラーとはその町に合ったサービスや特徴のことです。五ヶ瀬町の移動図書館はカラーを出していると思いますが、図書館、施設としては全くカラーを出せていないのが現状です。五ヶ瀬町に合った五ヶ瀬町らしいカラーを出して、多くの人に愛される図書館にしていくべきだと思います。
世の中に目を向けると、様々な面でカラーを出している図書館があります。
施設の面では、公共施設や商業施設を合わせた複合型施設にすることによって、図書館サービスに限らず、より充実したサービスを提供する図書館があります。
設備の面では、印刷資料と電子情報の両方を提供するハイブリット図書館があります。電子情報は時間や場所を選ばず閲覧、発信することができます。
また、県内では移動図書館を始める図書館が増えており、その町に合った新しいカラーを出そうとしています。
このように、カラーを出して、多くの人に利用してもらえるように頑張っている図書館がたくさんあります。私はよくこの話をするときに、ニューヨーク公共図書館を例に挙げます。歴史もありますが、革新的な取り組みもたくさん行っています。ロケ地や観光名所にもなっており、世界中の人々から愛される図書館です。
五ヶ瀬町には歴史や文化、自然など素晴らしいものがたくさんあります。五ヶ瀬町の素晴らしさを活かした、五ヶ瀬町らしい、多くの人に愛される図書館にしていくべきだと思います。

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