■入浴の効用
寒くなるとお風呂が恋しくなりますが、夏の暑い時期や忙しい時など、シャワーで済ませる方も多いのではないでしょうか。お風呂はただ体を洗う場所という考え方ではもったいない!入浴は免疫力をアップする最強の習慣だったのです。
◇入浴の効用-その(1)-水圧がかかる
肩やあごまでつかると、1トン近くの水圧がかかります。足やおしりは浴槽の下側に位置するので、一番圧を受けます。1日の活動でふくらはぎに溜まった老廃物(むくみ)は、この入浴による水圧を受けぞうきんを絞るように静脈・リンパ管に流れ込み、腎臓から尿として排出されることで疲れが取れます。
◇入浴の効用-その(2)-体温が上がる
体温が38.5℃以上になると免疫(白血球等)の働きが活発になります。入浴により体温を上げることで、免疫の力を最大限活用しましょう。
◇入浴の効用-その(3)-浮力が働く
入浴によって浮力が働くことで、白血球などの血球が増えます。その結果免疫力がアップします。
[参考:吉野敏明(歯科医師・歯学博士・医療法人桃花会一宮温泉病院理事長他)]
◇入浴時にはヒートショックに注意しましょう
ヒートショックは急激な温度の変化で、血圧が上下に大きく変動することをきっかけとして起こる症状です。冬場のお風呂などで特に起こりやすく、今までまったく健康だった方にも起こる危険性があるため、脱衣所や浴室を暖めるなどして予防をしましょう。
問合せ:町民課
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