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各種表彰

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宮崎県五ヶ瀬町

■「第67回日本学生科学賞」文部科学大臣賞を受賞
「第67回日本学生科学賞中学校個人研究の部」において、五ヶ瀬中等教育学校3年生の森みなみさんが「クラウンはどうなっちょると?〜2年目の挑戦〜」という研究作品で文部科学大臣賞を受賞しました。県勢として15年ぶりの2人目、中学生としては初の快挙です。
1957年に始まった「日本学生科学賞」は、中学生、高校生を対象にした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールで、身の回りの疑問や不思議の解明、教科書に書かれている学説に対する疑問の解決などについて、個人、もしくは生徒が共同で取り組んだ実験・研究・調査作品を募集し、専門家による書類審査とプレゼンテーション審査を行い、優秀な作品を表彰しています。
森さんは、テレビのコマーシャルで「クラウン現象」(薄い液膜に液滴を衝突させることで発生するしぶきが王冠の形になる現象)に関心を持ち、きれいなクラウンが発生する条件として表面張力や粘度を変えながら研究した内容をA4判12枚の論文にまとめました。
その中から昼食のラーメンスープから着想を得た研究で水と油で作った2層の液面に液滴を投入し、小さなクラウンが重なる「ダブルクラウン現象」を発見し、審査員からも「どの文献にも見当たらないすごい発見」などと称賛されました。
森さんは今後、クラウンが形成されない条件を探ることで台所のシンクや服などの飛び散り汚れ防止に役立てたいとし「これからも身の回りの不思議なものに興味を持ち、いろいろな研究に挑戦したい」と述べました。

■「うまい米づくりコンクール」
甲斐梅男氏
甲斐政志氏、W受賞
うまい米づくりコンクールは、地域のお米の品質・食味のさらなる向上に取り組むために宮崎県が毎年開催しています。
今回は普通期水稲の部において、県内より29点の出品があり、その中から優等に甲斐梅男氏、2等に甲斐政志氏が選ばれ、五ヶ瀬町内ノ口地区のお米が素晴らしい評価を受けました。

■「全国がんばる林業高校生表彰」林野庁長官賞受賞
全国林業研究グループ連絡協議会主催の「令和5年度全国がんばる林業高校生表彰」において熊本県立矢部高等学校の佐伯ふみさん(下赤)が学校推薦部門で最優秀賞・林野庁長官賞を受賞しました。
「全国がんばる林業高校生表彰」は全国の森林・林業に関する学科・科目・コースを開設している高等学校の生徒を対象に、次世代の森林・林業を担う後継者の育成に資することを目的として、令和2年から実施されているもので、林野庁や全林研、学識経験者などの審査員がプレゼンテーションと質疑応答で評価するものです。

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