■日本で推奨されているがん検診とは
「死亡リスクが下がること」が科学的に証明されているがん検診は、次のとおりです。
■早期発見が「役に立ちやすい」がん
例:多くの大腸がんや乳がん、子宮がん
図のようながん(多くの大腸がんや乳がん、子宮がん)は、検診を実施する事で進行がんになるまでにがんを発見でき、死亡リスクが下がります。
その他のがん(多くの前立腺がんや甲状腺がん)は、進行が遅く、進行がんにならない、あるいはなるまでの期間が非常に長いため、それほど寿命に影響しません。
■日本の5つの「がん検診」
本当に検診が役立ったどうかは、発見ではなく、死亡率が減少したかどうかで評価する必要があります。
現在、日本では5つのがん検診が有効な検診として推奨されています。これらの検診は、有効性(死亡を防ぐ効果)があるということが科学的に証明されている検診です。
五ヶ瀬町でもこれら科学的根拠に基づいた5つのがん検診を実施しています。
早期がんでは症状がほとんどありません。忙しい毎日の中で検診の時間を確保する事が後回しになりがちですが、がんで死亡するリスクを下げるため、定期的に受けてください。
出典:公益財団法人がん研究振興財団
パンフレット「がん検診2020」より一部抜粋
問合せ:福祉課
【電話】82-1702
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