みらいの宮崎を創る人 フォーカス VOL.2

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おおき　ゆうと　さん
ジュニアテニスプレーヤー

『世界を知って弱点を実感　より強い選手を目指す』

日本テニス協会が、日清紡ホールディングス(株)の支援のもと実施している「レッドクレー育成プロジェクト」。佐土原高校テニス部に所属するおおきゆうとさんは、その4人のメンバーの一人になり、今年2月から3月に実施された南米での3大会に派遣、世界の舞台を経験してきたばかりです。おおきさんがテニスに出会ったのは3歳の頃。祖父母を中心に家族とテニスを楽しむなか、自然と始めるようになりました。6歳でクラブに所属し、小学6年になると全国大会で優勝も果たしました。「中学ではコロナ禍とけがによって振るわなかったのですが、高校進学後すぐに出た試合で勝利を収めてから自信が持てるようになりました。4月の全国大会でベスト16、8月にはベスト8まで進むことができました」とおおきさん。その後も順調に成績を伸ばし、ITF(国際テニス連盟)ジュニア196位という成績と成長ぶりが認められ、「レッドクレー育成プロジェクト」のメンバーに抜擢されました。「今回派遣された国際大会は、いちばんレベルの高いものでした。年下でも強い選手が多く、特にサーブのスピードや確実性に大きく差を感じました」。自分の得意を生かせないまま終わったのも悔しかったようです。おおきさんの今の目標は全日本とインターハイでの優勝。将来プロを目指すためにも結果を出していきたいと、闘志を燃やしています。

・「練習は月曜日以外の平日は夕方5時から毎日4時間。土日も練習しています。強くなっている実感があるから練習も楽しいです」とおおきさん。
・4月に行われた全国選抜で、佐土原高校男子テニス部として団体ベスト4に進出。県勢初の快挙を遂げた。

≪プロフィール≫
佐土原高校3年。同校テニス部所属。ITFジュニア世界ランキング196位。昨年ジャパンオープンジュニアにてシングルス・ベスト4。今年、日本テニス協会「レッドクレー育成プロジェクト」で、南米の3大会に派遣。4月に開催された全国選抜で、男子テニス部のメンバーとして団体ベスト4。