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≪特集2≫子どもたちのために あなたに知ってほしい!未来のためにごみを分別しよう!

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宮崎県宮崎市

日々の暮らしのなかで切り離すことができない「ごみ分別」。
分別は「誰のために?」「なぜ?」と多くの人が疑問に思っているかもしれません。
「誰のために?」それは「未来を生きる子どもたち」のためです。「ごみ」に関心を持って、協力してほしい。
ごみを減らすために、いま私たちにできることを少し考えてみませんか?

◆もっと「ごみ」に関心を!知ってほしいごみのこと
エコガルー:「家庭から出たごみを処理するのにいくらかかるの?」
環境政策課 さかもと ひさゆき:「令和4年度の家庭ごみの処理費用は約37億円を超えていて、その大部分を公費でまかなってます!」

▽ごみ処理費用を減らすために
ごみが減れば、焼却などの処理にかかる費用も少なくなります。また、今後、必要となるごみ処理施設の整備費用も削減できます。未来に生きる子どもたちの負担を減らすために、私たちは、これまで以上にごみの減量に取り組むことが必要です。

▽処理費(令和4年度)
種類・概算費用・内容:
・収集運搬 20.1億円 ごみ収集運搬費
・中間処理 14.4億円 ごみの焼却費、資源物のリサイクル費
・最終処分 2.8億円 焼却灰などの埋立費
・合計 37.3億円 市民一人あたりの処理費9349円、ごみ1トンあたりの処理費37646円

◆ごみを減らす第一歩。できることから楽しんで始めましょう!
≪生ごみ編≫
エコガルー:「家庭から出る燃やせるごみのうち約4割が生ごみ。しかもその8割が水分と言われていますよ。ごみを減らすためには、生ごみと、生ごみに含まれる水分が大きなポイントですね!」
環境業務課 わたなべ たくま:「水切りをするだけでも、ごみが軽くなり、かさも減ります。ごみ袋も小さくてすみ、ごみ出しも楽になります。まずは、水切りに取り組んでみましょう!」

▽水切りのポイント
・調理くずはぬらさない
・乾いた調理くず用の入れ物を用意する
・水切り器、水切りネットを活用してひとしぼり
※水切りをすることで、虫やにおいも発生しにくくなります。

▽生ごみの水切り・減量に効果的!
市では、電動生ごみ処理機やコンポストなどの購入費の一部補助を行っています。
・乾燥させる・たい肥化させる・消滅させるなどいろいろな方法があります。
・補助の条件がありますので、まずはお問い合わせください。

≪使用済みの食用油編(天ぷら油など)≫
エコガルー:「家で揚げ物をしたあとの油がリサイクルできるって知っていますか?」
環境業務課 せお そういちろう:「家庭から出た油は、市内の公共施設などで回収しています。業者が回収したあとは、バイオディーゼル燃料に生まれ変わり、再利用されているんですよ。」

車を走らせたときに発生するCO2は、植物性食用油の原料である菜種やごまなどが育ったときに吸収されます!

▽家庭から出る使用済み食用油の回収方法
油を軽くこして油かすを取り除いてから、ペットボトルなどの容器に入れ、もれないようしっかりふたを閉めて、そのまま回収ボックスに入れてください。
(1)料理に使った油を…
(2)冷まして…
(3)ペットボトルに移しかえて…
(4)回収ボックスに入れます

≪古紙編≫
エコガルー:「名刺より大きいサイズの紙はリサイクルできるって知っていますか?ごみの量を減らすためにも、紙のリサイクルをしてほしいんです!」

・新聞紙
・ダンボール
・紙パック(500ミリリットル以上)

▽雑がみ
燃やせるごみに混ぜがちな「雑がみ」
チラシ、お菓子の箱、ティッシュの箱、紙袋、学校からのプリント類、ノートなどは「雑がみ」で、すべてリサイクルできます。
小さな紙は、ほかの大きな紙(雑誌など)の間にはさんで出してね!

今日の一人ひとりのひと手間が、これから先のごみの減量・負担軽減・CO2の削減につながります。ご協力をお願いします!

●SDGs12.つくる責任 つかう責任
将来を見据えて持続可能な消費生産形態を確保する。

問い合わせ先:
環境政策課【電話】21-1761【FAX】22-0405
環境業務課【電話】21-1762【FAX】21-1686

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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