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市長コラム

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宮崎県宮崎市

今年の春は雨が多かったですね。
日照不足は農作物にも影響が出ており、雨天が続いたことは観光産業にとっても痛手となっていると思います。
宮崎市では「地産地消」を推進していますが、これは宮崎で生産されたモノやサービスをできるだけ地元の皆さんで消費しましょうという運動です。
普段の買い物では産地直売所の利用や、スーパーでは宮崎産のものを手にとるよう意識していただくことで、それが地元の農家の皆さんの応援につながり、地域内でお金が回り、結果的に我々自身にも良い影響があります。母の日や父の日には街の花屋さんで宮崎で生産されたお花を買ってプレゼントすることで、市内に多くいらっしゃる花き生産者の応援にもなります。
農産物だけではなく、お土産品や贈答品、手芸品や芸術作品、さらには飲食店からネットサービスまですべての産業で地元のものを優先的に購入・利用するという意識が、地域の産業を育て、宮崎市の豊かさにつながると思います。
原油高、物価高、天候不順と我々の生活には厳しい状況が続いていますが、皆さん一人ひとりがちょっとした「地産地消」の意識を持っていただき、助け合うことができればなあと雨が降りしきるなか思ったところです。

宮崎市長 清山知憲

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