今年の4月から65歳以上の市民の皆さんへ無料でお配りしている「いきいき手帳」が好評です。
地域事務所、地域センター、総合支所、地域包括支援センターなどの窓口でお配りしています。
手帳では健康寿命を延ばし、介護を受けないですむためのポイントをまとめています。最新の医学的な観点をふまえていますので、ぜひこれを活用して正しく健康づくり、介護予防に努めましょう。
ポイントのひとつを紹介すると、「減塩」の重要性です。介護が必要になってしまう大きな原因のひとつに「脳卒中」がありますが、これは高血圧が背景にあり、血圧は摂取する塩分の量を減らすことで大きく改善します。
日本人の1日あたり塩分(食塩)摂取量は平均で10グラム前後ですが、これをおよそ7グラム未満へ抑えることが目標です。麺類の汁は残す、みそ汁は具沢山で、塩味に頼らず酸味や辛味で味付けを工夫するなど、ちょっとした取り組みで劇的に効果があります。ぜひ意識して取り組んでみてください。
宮崎市長 清山知憲
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