人口減が進み、財源の減少が見込まれるなか、老朽化する公共施設の大規模な改修や更新の費用が問題になっています。市民の皆さまに必要な公共施設のサービスを提供するため、市では平成25年度から施設評価を実施し、施設の見直しを進めています。
◆施設評価とは…
市の公共施設のうち、庁舎や公の施設など「ハコモノ」の施設を対象に行います。劣化や利用者数、収支の状況などをもとに基礎的な評価を行ったうえで、類似施設の有無や防災対策なども踏まえ、市民の皆さまの意見を参考にしながら「総合評価」を決めます。
◆令和5年度の施設評価
令和5年度は、エリアマネジメントの視点における北部地区の東大宮中、宮崎北中、住吉中、佐土原中、久峰中、広瀬中学校区にあるものなど88施設、消防団車庫などの144施設、また、「令和5年度までに施設のあり方を検討」の評価となっていたものなど5施設を評価しました。その結果、対象施設237施設のうち16施設が見直しの評価となりました。詳しくは市ホームぺージに掲載しています。
◆見直しとなった施設
総合評価(建物の評価・機能の評価)・施設名:
▽処分(廃止、売却・譲渡など)
廃止…養護老人ホーム「清流園」
統合・集約…下原町第2自転車保管所
▽改修・更新
変更…那珂地区公民館
統合・集約…旧みやざき歴史文化館
継続…住吉地区交流センター、東大宮小学校、新町団地、消防団佐土原分団第2部・第4部消防団車庫
▽あり方を検討(再評価)
あり方を検討(再評価)…栄町児童館、霧島児童館、田野物産センター、道の駅田野総合案内施設、中央学校給食センター、佐土原学校給食センター
▽継続
改善…エコクリーンほがらか湯、津倉市民農園管理棟
統合・集約(機能):下原町第2自転車保管所
改修・更新(建物):住吉地区交流センター
改善(機能):エコクリーンほがらか湯(※使用料の見直し)
問い合わせ先:都市戦略課
【電話】44-2803【FAX】29-6547
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