つい先日、親しくお付き合いさせていただいていた日髙ミヱさん(108歳)がお亡くなりになられました。足腰は弱っておられましたがとてもお洒落なご婦人で、頭脳も明晰。幼少期より100年以上、橘通り周辺で生活をしてこられ、宮崎市の思い出をたくさん語っておられました。市制100周年記念記事として取材も準備していたのですが、突然のお別れにとても残念な思いです。
いつも大事な人とのお別れのあとは、もっとお話を聞きたかった、もっと会っておけば良かったと後悔の念にさいなまれます。
本格的な高齢社会を迎えるなか、こうやって親しくしていた方との別れの機会は確実に増えていきます。大事な人とは会えるうちに会っておく、いざというときのことは元気なうちに家族と話し合っておくことを強くおすすめします。本市ではこのような話し合いに活用いただける「わたしノート」を12月にリニューアルし、配布する予定です。ぜひ手に取ってご覧いただき、参考にしてみてください。
宮崎市長 清山知憲
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