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≪特集2≫自分の1票が未来をつくる 選挙に行こう!

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宮崎県宮崎市

選挙の投票率が年々下がっています。「誰に投票すればいいか分からない」「投票しても変わらない」などの理由で、投票に行かない選択をする人がいるようです。

◆知っていますか?投票率の現状
投票率はどのように変化しているのでしょうか?市の投票率について、国や県、年齢別での比較を見てみましょう。

▽都道府県議会議員選挙 投票率
『投票率はピーク時の2分の1以下』
国、県、市ともにピーク時の2分の1に減少。県の約40パーセントが本市の有権者のため、県内のほかの市町村との差はグラフ以上に大きいといえます。

▽令和5年宮崎県議会議員選挙 年齢別投票率
『年齢が低くなるほど投票率も低い』
全体の投票率44.9パーセントのうち、40代は35パーセント以上、50代は45パーセント以上ありますが、20代前半は約20パーセントと最も低い傾向に。また、各年代で女性より男性の投票率が低い傾向にあるようです
出典:宮崎県選挙管理委員会ホームページ

◆選挙に参加しないとどうなる?
▽政策に反映されにくい
若者の投票率が低いと、若者の声が政治に届きにくくなると言われています。日頃から社会問題や政治に関心を持って、投票に行きましょう。

▽ルールづくりは誰が?何のために?
選挙で選んだ代表者(議員や首長)が、法律(または条例)や税金の使い道を決めています。選挙に行かない多くの人がこのルールづくりに関係していないことになります。

▽税金が無駄に
選挙で使われる費用(2024年衆院選の予算)は815億円。選挙に行っても行かなくてもこの予算額は変わりません。

◆選挙に積極的な若い世代に聞いてみました!
若者の投票率の低さを知り、投票は難しくないと伝える活動をしています。SNSなどで、投票日までのカウントダウンや投票の仕方を若い人に向けて発信。活動の一環で、出前講座の補助もしていますが、私たち世代にはこのような主権者教育がなかったことも、投票率の低さにつながっていると感じます。入部前は私も投票しても変わらないと信じていましたが、若い世代の投票率が伸びてほしいです。(部長 かしわださん)

◆知っていますか?親子連れ投票~子どもと一緒に選挙に行こう!~
大きくなったら僕も投票したいなぁ

「親子連れ投票」が家族ででかけるきっかけになります。食事や買い物などを組み合わせると、家族がコミュニケーションを取る機会にもなるので良いですよ!
-毎回親子連れ投票をしているAさん

一緒に投票所に入場できるのは18歳未満まで。子どもが「記入した氏名を読み上げる」ことや、「投票箱に入れる」ことはできないと伝えましょう!

▽親子連れ投票の効果
子どもの頃に親の投票についていったことのある人、ない人の投票参加の比較

ある人 63.0パーセント
ない人 41.8パーセント
20パーセント以上高い!

※平成28年参議院選挙「18歳選挙権に関する意識調査」(18歳から20歳までの男女3000人に行ったインターネット調査より)

今年7月には参議院議員選挙、令和8年1月には宮崎市長選挙があります。この機会に親子連れ投票してみませんか?

◆若者への選挙啓発
市では、小中学校の児童・生徒や高校生に向けて、それぞれの年代に応じた選挙啓発で政治への関心を高め、若者の投票率向上に努めています。

▽高校で実施している出前講座
税務署の租税教育と合同で出前講座を行うなど、選挙に関心を持つような取り組みをしています。今月は小中学生を対象にオンライン講座を行う予定です。

▽模擬投票
市内にある商業施設のオープンスペースを利用して、未就学児や小学生を対象とした、親子で参加できるイベントを実施します。「みやっ子タウン」では、模擬投票とあわせて投票や開票の「選挙のお仕事」を体験してもらいました。

問い合わせ先:選挙管理委員会事務局
【電話】21-1860【FAX】20-1568

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