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こんにちは!ひがしです!

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宮崎県川南町

皆様、こんにちは!町長の東です。
今回は、私が青春時代を過ごした『奈良』東大寺二月堂の『お水取り』という行事を紹介します。一度はお聞きになったり、テレビなどでご覧になったかもしれません。
この行事は、心身を清めた僧(練行衆)が荒行(あらぎょう)によって懺悔(ざんげ)し、併せて天下安寧などを祈願するもので、旧暦2月に行われていたため、『修二会(しゅにえ)』とも呼ばれていますが、正式名称は、『十一面悔過(じゅういちめんけか)法要』と呼ぶそうで、3月1日から14日まで行われます。
3月12日深夜に、閼伽井屋(あかいや)の若狭井(わかさい)という井戸から、観音様にお供えする「お香水(おこうずい)」を汲みあげる儀式から、通称『お水取り』と呼ばれています。
なお、この水は、若狭の国(福井県小浜市)若狭神宮寺から『お水送り』として送られたもので、10日間かけて二月堂には届くとされています。
また、この行のハイライトは、『達陀(だつたん)』という行法で、12日、13日、14日の深夜のみ、練行衆(れんぎょうしゅう)が二月堂の内の暗闇の中で松明(たいまつ)を燃やし行われるので『お松明(おたいまつ)』とも呼ばれています。
近畿地方では、「お水取りが終わると春が来る」と言われています。
皆様がこの「広報かわみなみ」を目にされるころには、当地にもいろいろの草花が咲き競いながら、待望の桜の芽が大きく膨らんでいることと思います。
そして間もなく、愛しく育んだ子供たちがそれぞれの道に巣立っていきます。毎年のことながら胸を熱くするものがありますね。

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