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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊の活動日誌ー地域の新しい活力をめざしてー

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宮崎県新富町

地域おこし協力隊員の活動をお伝えするこのコーナー。
今回は甲斐隆児隊員が開催した展覧会と、私、二川智南美が始めたガチャ事業についてご紹介します。

■町内のパン屋さんで展覧会を開催
甲斐隊員は今年度から、地域の魅力を発見・発信するプロジェクト「新富美術感」を開始しました。特定の建物や収蔵作品はありません。「新富町で丹精込めたものづくりをする町民をアーティストととらえ、彼らが生み出すものの世界観、日々の暮らしや営みから紡がれるストーリーを作品だと感じる」と語る甲斐隊員が、文字通り「感じる」ことに重きを置いた、かたちのない美術館です。
このプロジェクトのひとつとして、9月12日〜18日、上新田にあるパン屋hitohi(ヒトヒ)にて、新富美術感展「ひとて‒hitohi no tetote‒」を開催。甲斐隊員がhitohiをテーマに制作した絵画の展示に加え、パンやドリンクの販売も行われました。期間中は約100人が来場。五感を使って展覧会を堪能していました。
10月7日・8日には、福岡市大濠公園の大濠テラスでも同展示を開催しました。今後も甲斐隊員ならではの感性で、新富町の魅力を発信していきます。

■楽しく町を訪れるキッカケを「クーポンが当たるガチャ」
筆者は今年度より、「寄り道しんとみガチャ」という、トイカプセル(ガチャガチャ)を使った町のPRを行っています。
トイカプセルの中には、町内店舗のクーポンや体験チケット、町内で活動する方が制作したグッズなどが入っています。ガチャガチャを回すエンタメを提供しながら、新富町に足を運ぶキッカケを生み出すという仕掛けです。
これまではテゲバジャーロ宮崎やヴィアマテラス宮崎のホーム戦、こゆ朝市などのイベント出店でのみの提供でしたが、9月16日より新富町チャレンジショップにて、常設を始めました。
イベント出店時とは趣向を変え、町民から提供してもらったネコの写真を雑誌風にデザインしたキーホルダーが出てくる、にゃんこの町しんとみ「NYANTOMIガチャ」を設置。やはり一定の割合で町内店舗のクーポンや、テゲバジャーロ宮崎のグッズなどが出てくる仕組みになっています。
この常設ガチャを目当てに新富町を訪れる人が増えるよう、今後さらに工夫を重ねていこうと思います。

今後も町中で協力隊の姿を見かけることがあるかと思います。ぜひ気軽に声をおかけください。
(文・地域おこし協力隊 二川)

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