百足塚古墳では、大きく4種類の家形埴輪が出土しており、高床倉庫や円柱つくりの建物など様々な形をした埴輪があります。当時の一般的な住居である、地面を掘りくぼめてつくる竪穴建物の形をした家形埴輪は出土例があまりなく、百足塚古墳でも確認されていません。これは当時まつりごとに使われた重要な建物が埴輪として作られることが多かったからだと考えられます。今の神社建築と似たような造りの埴輪もありますが、どのようなことをするための建物だったのでしょうか?建物の形から想像することができそうです。
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