■人権擁護員の黒岩記子さんが法務大臣表彰を受賞
◇人権擁護委員とは
国民の基本的人権が侵害された場合に、その救済のために速やかに適切な処置を採るとともに、常に自由人権思想の普及高揚に努めることを使命として、地域に密着した活動を行っています。
このような使命の下、永年にわたり人権擁護活動に尽くしてこられた新富町の下記人権擁護委員が法務大臣表彰の被表彰者として表彰されました。法務大臣表彰とは、職務上特別な功績のある人権擁護委員に贈られるものです。
◇法務大臣表彰受賞 黒岩 記子(くろいわ のりこ)さん 功績
黒岩氏は、平成25年7月1日、人権擁護委員に委嘱されて以降、現在に至る11年余の長きにわたり、人権擁護委員として誠実に職務を遂行しており、人権相談業務や人権啓発活動を通じて、地域住民への人権思想の普及高揚に多大な貢献をしている
黒岩さんは、町長に受賞報告へ訪れた際、「これからもずっと人権擁護委員としての活動を続けていきたい!」「中核市などの大きい自治体は、高齢者福祉や児童福祉等で専門別に人が配置されており、重点的に支援ができているが、新富町には人権擁護委員が4人しかいないのでなかなか支援が行き届いていないのが現状。」と課題も露わにしていました。
小嶋町長からは、「法務大臣表彰は誰でも受賞できるものではない。今後もお体に気を付けて頑張っていただければ。」と話していました。
■待望の直売所プレオープン
三納代地区地域活性化エリア(新富町フットボールセンター近く)に、こゆ(新富町)農畜産物直売所が完成しました!
12月1日にプレオープンした直売所。この日はエアフェスタも開催していて、新富町内は大賑わい。新富町内はもちろんのこと、県外からの人も多くこの新富町を訪れていました。
旧直売所と比較すると売り場面積は約2.7倍と広がり、新たに海鮮部門が新設され、品数も豊富になった上、カフェスペースまで併設。レジの台数も増え、サービスカウンターも新たに設置されており、お買い物時の快適さも備わっていました。
前述の変更点は、旧直売所で生産者・消費者を対象に行ったアンケートで寄せられた意見を反映しているようで、より快適で充実した店舗となったのではないでしょうか。新たに生まれ変わった、生産者と消費者を繋ぐ拠点「こゆ(新富町)農畜産物直売所」にお立ち寄りください!
■今後起こりうる災害に備えて
新富町総合文化公園中央広場と総合交流センターきらりにて、新富町総合防災訓練・防災フェスタが行われました。訓練の冒頭で、町長や阿萬議長らが「日向灘地震・南海トラフ地震にしっかりと備えていく」と挨拶。令和6年8月に発生した日向灘を震源とする地震では、県内で最大震度6弱を観測し、新富町でも5弱と強い地震を経験しました。また、南海トラフ地震も近い将来、発生する可能性が高いとの見解もあります。
今後起こりうる災害に備えるため、新富町総合防災訓練には、新田原基地の自衛隊員・宮崎気象台・東児湯消防・高鍋警察署など、多数の関係各所が集結。大規模災害時の関係防災機関との連携・確認と防災意識の高揚を目的とし、応急救護・救護者搬送・応急手当等が行われ、手順や連携を再確認。
防災フェスタではスタンプラリーが開催され、防災クイズやVR体験・煙体験等があり、命を守る様々な体験をし、楽しく学んで防災意識を高めるイベントが企画されていました。
災害に備え、日頃から準備等できるものはしておきましょう!
■読書感想文等表彰式
新富町図書館にて11月3日、ブックフェスタを開催。そこで読書活動に関する表彰式が行われ、読書感想文・読書紹介文・ポップカード・多読、各部門にて特に優秀だった生徒たちの表彰がありました。
読書紹介文部門は、今年から新たに追加。読書感想文との違いは、紹介文を読んだ人に感想だけでなく、作品の内容や魅力・作品の面白さやテーマが伝わることを目的としている点です。ポップ(広告・宣伝)カード、読書感想文・読書紹介文は、夏休みの課題や学校の授業で取り組んだものをコンクールとして募集し、「苦手だった感想文や紹介文に挑戦したことで、本を読むようになった!」との感想もあったようです。
毎年コンクールは募集しており、来年もあるとのことですので、本をたくさん読んで自分の中の知識やレパートリーを増やし、特におすすめの一作について感想や内容を書いて欲しいと思います!
※詳しくは本紙をご確認ください。
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