ホセの目に映る世界

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■塞翁が馬
私は3月に格闘家を目指す若者とコラボして、福祉施設に出前講座に行きました。障がい者に対し、格闘家を目指す若者は夢を語り、私は国際交流員になるまでの経緯について話しました。最初、私は自分の失敗だらけの人生を諦めないよう励ますために話したかったのですが、振り返ってみると私の人生は意外にも失敗というものはあまりありませんでした。「失敗」という言葉は、人生のどんなミスや負けに適用することはできません。大部分の私が思っていたような「失敗」は、ただの一時的なミスに過ぎませんでした。その時は挑戦に失敗したかもしれませんが、それは人生を台無しにするほどのものではありませんでした。本当の「失敗」とは、回復の機会がなく、人生の経路を再考する必要があるものです。かつて私もそのような経験がありました。しかし、そのような経験から私は成長することができました。私は失敗する前に別の道を選んで、日南に来ることの間接的な理由になりました。「塞翁が馬」ということわざがあります。その意味は、良いことも悪いこともあり、悪いことから良いことも生まれるということです。