■縁~偶然の中の必然
私は、3月大分県に行き、友人の結婚式に参加してきました。新郎は、私とコロナ禍の間に一緒に大学院に通っていた仲間です。彼は私と出会う前に、アメリカで日本人の女性と出会い恋に落ちて、夫婦になりました。技術の発展もあり、異文化との交流はどんどん普通のようになっていき、結婚という大きな縁さえも可能になってきました。今回の結婚式で、私は縁の不思議さを考えさせられました。宇宙の中では偶然が起こるほど、パターンになっていき、必然になっていきます。いわゆる一つの出来事が発生するためには、何億年の前提の出来事を必要としています。その前提は完全にランダムではなく、いくつかのパターンがあるといわれます。言い換えるとすべての出来事は、偶然の中の必然ともいえます。人との出会いもそうと思います。だから、当日の結婚式は、想像できないほど前から決まった縁だったのではないかと。全ての出会いは偶然の中の必然なので、この世に無意味な出会いは存在しないと私は考えています。
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