■新しい世界を見る
私は、大学時代に「言語を学ぶことは、世界が違う視点から見えるようになる」と学びました。私はアニメが好きなのですが、日本語を学ぶきっかけになったのはアニメでした。テレビで初めてアニメを見た時、日本語を聞いてかっこいいと思い、アニメを教材としても使いました。アニメを見るたびに、英語なしで見ることができるようになってきました。そして日本語版のアニメを見て、面白いことに気付きました。新しい言語を身に付けることは、自分の思考を変えることと同じです。言語は文化の具現化だと思います。文化の歴史や精神の全ては言語に反映されます。新しい言語を学ぶ時は、言葉だけではなく、その民族の全てを脳に受け取っています。だから、ただアニメを見るだけではなく、新しい世界を見えるようになるということは過言ではありません。そして新しい世界を見ることにとどまりません。バイリンガルな人が別の言語を話すと、性格が変わったようになるとよく言われます。別の言語を話すことにより、言葉のみならず、自分の精神の奥に届き、精神も変えるのです。従って、外国語を学ぶことにより、人間の柔軟性が現れ、可能性の扉も開けると思います。
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