2023年4月1日から、道路交通法および宮崎県自転車条例の改正により、自転車を利用する人にヘルメットの着用が努力義務化されました。命を守るため、自転車を運転する際は積極的にヘルメットを着用しましょう。
■宮崎県のヘルメット着用率は、全国平均以下です!!
全国での自転車乗車用ヘルメット着用率平均が13.5%であるのに対し、宮崎県の着用率は7.7%と大きく下回っています。
※調査期間:令和5年7月3日(月)~21日(金)の平日
※調査場所:
調査場所(1)…駐輪場が整備された駅周辺
調査場所(2)…商店街またはいわゆるショッピングセンターなどの周辺
・自転車乗車用ヘルメット着用率調査結果(R5.7調査)出典…警察庁ウェブサイト(【HP】https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/toubuhogo.html)
■ヘルメットは交通事故被害の軽減につながります。
自転車乗用中の交通事故で亡くなられた方の約5割が、頭部に致命傷を負っています。また、自転車の交通事故でヘルメット着用をしていなかった方の致死率は、着用していた方に比べ、約1・9倍も高くなっています。事故の被害を軽減するため、頭部の保護はとても重要です。通勤・通学などの日常生活で自転車に乗る際は、ヘルメットを着用して頭部を守りましょう。
■ヘルメット着用2つのポイント
01 正しい深さと角度で!
浅くかぶらず、ヘルメット先端が眉上付近になるよう角度を調整し、深くかぶりましょう。
02 あごひもをしっかりと締める!
ヘルメットをかぶるだけでは事故の際に外れてしまう危険性があります。あごとあごひもの間に人差し指が1~2本入る程度を目安に調整し、苦しくないように装着しましょう。
■ヘルメット選び3つのポイント
01 SGマークなどの安全基準をクリアしている表示がついた製品を選ぶ!
SGマークは、一般財団法人製品安全協会が定めたSG基準に、製品が適合していると一般財団法人製品安全協会が認証したことを示すものです。安全認証を受けている製品には、SGマークが付いています。頭部を守るため、検査を受けて安全性が証明されている製品を選びましょう。
02 適切なサイズを選ぶ!
ヘルメットにサイズ表記があっても、メーカーによって規格やかぶり心地が違うことがあります。試着をするなど自分の頭のサイズや形に合うものを選びましょう。
03 着用する状況に合う機能を持った製品を選ぶ!
通気性や重さ、カラー、デザインなど、ヘルメットの種類はさまざまです。自分が使用する時間帯や場所などを考えて選びましょう。
■自転車保険に加入していますか?
宮崎県で自転車を利用する全ての方は、県条例により「自転車損害賠償責任保険へ加入しなければならない」となっています。ヘルメットの着用とともに、自分が自転車保険に加入しているか分からない方は、次のチャートで確認しましょう。
問い合わせ:地域自治課
【電話】31-1118
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