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11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間

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宮崎県日向市

毎年11月12日から25日を「女性に対する暴力をなくす運動期間」とし、女性に対する暴力の防止への関心を高めるために、全国一斉にさまざまな取り組みを行っています。
※11月25日は女性に対する暴力撤廃国際デーです。

「パープルリボン」
女性に対する暴力根絶のシンボル

◆女性に対する暴力をなくすために考えてみませんか
46.5%。この数字は、令和2年の市民意識調査で、夫やパートナーから「大声で怒鳴られる」など何らかの暴力を受けたことがあると答えた女性の割合です。暴力は、性別などにかかわらず決して許されないことですが、男女の格差や不平等により、女性の被害者が多い傾向にあります。

◆傷つく言葉を言うのも暴力です
暴力とは、自分の思いどおりに相手を力づくでコントロールしようとすることです。殴る・蹴るなどの身体的なものだけでなく、心を傷つける言葉を言うことも暴力です。

◇暴力の例
・夫やパートナーが怒鳴る
・無視する
・行動をチェックする
・生活費を渡さない
・嫌がるのに体を触る
・性犯罪
・子どもの前での夫婦げんか(子どもの心を傷つける暴力に当たります)
・セクシャル・ハラスメント
・ストーカー行為
など

◆女性の被害者が多い理由
社会には、「男は強く、働いて家族を養うべきで、暴力をふるうのは仕方がない」「女性は優しく、家庭を守るべきで、言うことを聞くものだ」といった、性別によって役割を決める思い込み(アンコンシャス・バイアス)が今も根強く残っていて、女性の被害者が多い要因となっています。私たち一人ひとりには、安全・安心に暮らし、人生を豊かに生きる権利があります。暴力を受けていい人は一人もいません。「こんなことで相談していいのかな」と迷わずに、まずは話してみませんか。解決に向けて一緒に考えましょう。

◆相談窓口のご案内
つらいこと、不安なことは下表の窓口で相談を受けつけています。一人で抱え込まずに相談してみませんか。

全国の相談事例(1)
私が色々言ったとき、締めていたベルトを引っ張って抜いて、そのまま叩かれました。それでベルトの留め金が当たり、頭の上が切れて3針くらい縫いました。

全国の相談事例(2)
元交際相手の人から、復縁を求めて脅迫する電話が何度も掛かり、とても怖かったです。

全国の相談事例(3)
「拳銃でも何でも買えるんだぞ」と言って脅かすんです。一度「怖い」と思うと、何をされても怖くなってしまって。監視されていると思うと、逃げ出すこともできないし、子どももいたし。

◆性別にとらわれず安心して暮らせる社会づくりの拠点「さんぴあ」
日向市男女共同参画社会づくり推進ルーム「さんぴあ」では、女性のための総合相談を受けつけています。また、性別に関わりなく、誰もが個性と能力を十分に発揮できる社会を目指して、年間を通して様々な講座を開いています。日常会話をテーマにした台本づくりを通して無意識の思い込みに気付くことができる「シナリオ講座」や、心身を守るための「ハラスメント講座」など多種多様です。皆さん、ぜひご参加ください。

日向市男女共同参画社会づくり推進ルーム「さんぴあ」
場所:市文化交流センター小ホール棟2階(中町1番31号)
【電話】50・0300【FAX】50・0301【E-mail】sunpia_k@yahoo.co.jp

◆「女性に対する暴力をなくす運動期間」周知啓発パネル展を行います
女性に対する暴力根絶を目指したパネル展を行います。ぜひ、ご覧ください。
期間:11月13日(月)~11月24日(金)
場所:市役所1階市民ホール
※11月25日(土)から11月30日(木)までは、市立図書館2階で開催します。

問い合わせ:地域コミュニティ課男女共同参画推進係
【電話】66・1006

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