(健康一番)「手洗い」「加熱」「消毒」の徹底をノロウイルス食中毒に注意!!

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食中毒は夏場にだけ発生すると思われていませんか?実は食中毒は1年を通して発生しています。特に11月から2月はノロウイルスによる食中毒が発生しています。
ノロウイルス食中毒は加熱不十分なカキなどの二枚貝を食べたり、調理従事者の手指などが不衛生なことによって食品が汚染されることが原因とされています。感染すると、腸管で増殖し、嘔吐・下痢などの症状を引き起こします。
ノロウイルスは感染力が強く、特に子供や高齢者は重篤化することがあります。

◆ノロウイルス食中毒を防ぐには
ノロウイルス食中毒にはワクチンや特効薬がないため、防ぐためには「手洗い」「加熱」「消毒」が重要です。予防対策を徹底しましょう。

・手洗い
食事前、調理前、トイレの後は必ず石鹸で手を洗いましょう。

・加熱
加熱が必要な食品は中心温度85～90℃、90秒以上で加熱しましょう。

・消毒
まな板、包丁、食器、ふきんなどは使用後すぐに洗いましょう。熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱消毒または次亜塩素酸ナトリウム消毒が有効です。

冬場は会食など大人数で食卓を囲む機会が多い時期です。食品の取り扱いに十分注意して食中毒を予防しましょう。

問い合わせ：
宮崎県日向保健所衛生環境課【電話】52・5101
健康増進課健康づくり係【電話】66・1024