第28回若山牧水賞に 永田 紅(ながた こう)さん

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第28回若山牧水賞の受賞者に、京都市在住の歌人永田紅さん(48歳)　が決定し、10月31日に発表されました。
授賞式・受賞祝賀会は、来年2月1日(木)に宮崎市のガーデンテラス宮崎で開かれ、翌2月2日(金)には、延岡市内の高等学校を訪問、午後からは日向市中央公民館で、受賞記念講演会が開催される予定です。

若山牧水賞とは、歌人「若山牧水」の業績を永く顕彰しようと、短歌文学の分野で傑出した功績を挙げた人に贈られる賞。
「宮崎県・宮崎県教育委員会・宮崎日日新聞社・延岡市・日向市」で構成される若山牧水賞運営委員会が主催している。

◆受賞の言葉
このたびは、このような栄えある賞をいただきありがとうございます。本当に嬉しく存じます。ちょうど、娘の習い事のお迎えにいく途中にお電話をいただき、とても驚きました。お腹の中で「いま二センチ」だった娘は、いまや小学4年生。私も、　歌を作り始めて35年が経ちました。短歌の中に時間を留めていける幸せを実感しつつ、これからも歌を作り続けていきたいと思います。

◆受賞作品より
※詳細は本紙をご覧ください。

◆受賞作品
第5歌集『いま二センチ』

◆略歴　PROFILE
昭和50年5月31日、滋賀県生まれ
京都大学大学院農学研究科博士課程修了
京都大学高等研究員iCeMS　特任助教
受賞歴：
・平成9年「風の昼」で第8回歌壇賞受賞
・平成13年　歌集『日輪』で第45回現代歌人協会賞受賞
・平成25年　京都府文化賞奨励賞受賞
作歌活動：短歌結社「塔」会員
歌集：『日輪』『北部キャンパスの日々』『ぼんやりしているうちに』『春の顕微鏡』