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(健康一番)できることから少しずつ~脂質異常症を改善し動脈硬化を防ごう~

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宮崎県日向市

「脂質異常症」とは血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が増えたり、HDLコレステロールが減ったりしている状態で、動脈硬化を進行させることが明らかとなっています。そのため、脂質異常症がない人に比べて、狭心症・心筋梗塞などの心臓病の発症率が4倍に増加すると言われ、加えて糖尿病や高血圧がある場合には発症率が16倍に増加すると言われています。
しかし、脂質異常症は、普段は自覚症状がないため、心臓病や脳血管疾患の症状が現れて初めて、事態の重大さに気づくことも少なくありません。手遅れになる前にできることから始めてみませんか?

◆改善するためのポイント
・適正体重を目標に減量する
・よく噛んで腹八分目を心がける
・主食、主菜、副菜を毎食そろえる
・主菜で肉類が多い人は脂身の少ないモモ肉やヒレ肉などにし、魚を食卓に取り入れる
・食物繊維の多い野菜やきのこ類、海藻を1日350グラムを目標に積極的に摂る
・乳製品は低脂肪食品にする
・お菓子を食べるなら洋菓子より和菓子を食べる
・お酒を飲む人は※適量飲酒を心がけ、週に2日程度休肝日を設ける
※ビール500ミリリットル、日本酒1合、焼酎0・5合、これらのいずれか一つ
・夜寝る前2時間以内の食事は避ける
・1日30分以上を目標に少し息が切れる程度の速さでウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行う
これらの生活習慣の改善は高血圧や糖尿病など他の生活習慣病や肥満の改善にも効果的です。定期受診や毎年の健診で数値の変化を確認し、継続して取り組みましょう。

●適正体重
身長(m)×身長(m)×22
(例)170cmの人の場合
1.70m×1.70m×22=65.8kg

●脂質異常症の診断基準

問い合わせ:健康増進課健康づくり係
【電話】66・1024

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