David’s Hyuga Lettersーデイヴィッドの日向レターズー44通目

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Pay it forward
(恩送り)

◆「世界がもっと優しくなる」
「Pay it Forward」という言葉を聞いたことがありますか?アメリカでは結構知られています。
この言葉がタイトルになった映画(日本でのタイトルは「ペイ・フォワード　可能の王国」)もあるので、おそらくそこから知った人もいるかと思います。映画の基(もと)となった小説の中で、初めてこのフレーズが作られました。由来としては「恩返し」という言葉の「Pay it back」が転じて作られたそうです。
映画の存在は知らないけれど、言葉は知っているという人も多いと思います。映画も見ていない、本も読んでいない私がなぜ知っているかというと、そのルーツからさらに進化しているからだと思います。
それは何かというと、単純に「助けられたことがある自分が、助けてくれた人ではなく別の困っている人を助ける(=恩送り)」と考えることです。
この考えが広がっていったことで、実際に何軒かのカフェで「ペイ・イット・フォーワード黒板」ができました。自分の分以外にコーヒーやサンドイッチの料金を追加で払って、その黒板に書いておくと、家がない人やお金がない人がカフェに来たときに無料で受け取れるシステムです。こういう優しい世の中になりつつあることは、いいことだと私は思います。
皆さんはいかがですか?少しでもPay it forwardしてみませんか?

問い合わせ：地域コミュニティ課市民協働係
【電話】66・1005

◆情けは人のためならず
私の好きなことわざは「情けは人のためならず」です。よく誤解されることわざだそうですが、僕の調べたところではすごく優しい言葉です。なぜ好きかというと、私の経験上、本当にそうだからです。他人に情けをかけたら、巡り巡って自分の人生にもいい影響が与えられると思います。お互いのために、一緒に優しい社会を築きましょう!