David’s Hyuga Lettersーデイヴィッドの日向レターズー45通目

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Graduation Season
(卒業シーズン)

◆「アメリカでは卒業したら」
アメリカ出身の私にとって、5月と6月は卒業の思い出にあふれています。アメリカでは、高校までは9月上旬に新年度がスタートし、翌年6月上旬に終わります。そのため、この時期になると春の終わりだけではなく、青春の終わりも思い出します。
そのおかげで、夏は、楽しみ・休暇・友だちとの深まる絆・新しいことが来る緊張感・幼さが消えていく悲しみなど、色々な感情が入り交じる季節です。
小学校卒業の夏は、「Big Kid」になる前の心の準備をした夏でした。私の街には小学校が2校あるので、もう一校の生徒との出会いに緊張しながら、新しいチャレンジを楽しみました。
中学校卒業の夏は、大人に近づいたという思い出でいっぱいです。国際交流プログラムに参加したときの、初めての海外で異文化への戸惑い、高校生になることの期待や心配など、それぞれが大切な経験でした。
高校卒業後は、初めての一人暮らしへの楽しみ、将来を決めないといけない緊張感、自分を変えるチャンスへの期待でドキドキしながら、バイトをして過ごした夏でした。
アメリカでの卒業後の長期休みの特徴の一つは、そういう振り返りがじっくりできることだと思います。
皆さんならそういう切り替わる時間があったらいいと思いますか?逆に短い方がいいですか?卒業は次に頑張る区切りになりますよね!

◆卒業パーティー
アメリカ特有の卒業文化がもう一つあります。「卒業パーティー」です。実家で開く集まりで、親戚や同級生などが集まって卒業を祝います。特に親戚や両親の友達から、「新生活で頑張れ!」と、お祝いのお金やプレゼントがあります。なかなか楽しい(そして助かる)文化です!

問い合わせ：地域コミュニティ課市民協働係
【電話】66-1005