今年7月、宮崎県は全国初となる「宮崎県再造林推進条例」を制定しました。再造林とは杉などの人工林を伐採後、再び苗木を植えて人工林を作ることです。再造林を推進することで、土砂の流出や地球温暖化の防止、木材の安定供給などが期待されます。
近年、県内の再造林率は70%台に留まり、再造林されなかった林地が増加しています。そのため、県民一丸となって再造林を推進していく必要があります。
◆宮崎県再造林推進条例
◇基本理念
・理解促進
・担い手の処遇と労働環境の向上
・県産材需要の拡大 など
◇基本施策
・気運の醸成
・担い手・事業者の確保
・県産材需要の拡大 など
◇責務・役割
県:施策の総合的かつ計画的な実施 など
市町村:情報共有や実情に応じた施策実施 など
他にも、森林所有者・森林組合・事業者・県民にそれぞれ責務・役割が与えられました。市民の皆さんの役割は、積極的に県産材を利用していただくことです。
◆グリーン成長プロジェクト始動!
※詳細は本紙をご覧ください。
問い合わせ:林業水産課林業振興係
【電話】66・1029
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