一人ひとりが輝き活躍する男女共同参画のまち“日向”をつくろう!
◆みんなで海を守りましょう!
平岩採介藻グループ
岩本 愛 さん
Q1 ご自身について教えてください。
お倉ヶ浜の素晴らしい波に惹かれて、2020年に東京都から移住してきました。環境活動家のスピーチに感銘を受け、サスティナビリティ(注)な分野に興味を持ち、国連大学大学院で海岸管理を研究して修士号を取得。「海と人のサステナビリティ」に取り組む東京の会社に所属し、現在は主にリモートで勤務しています。
Q2 平岩採介藻グループで活動することになったきっかけを教えてください。
大学院入学直前にコロナ禍となり、キャンパスが閉鎖。だったら日向に!と、緊急事態宣言が明けた日に、東京に夫を置いて長期滞在を始めました。コロナ禍で研究のフィールドワークができずに悶々としていた頃、平岩採介藻グループの活動をニュースで知り、漁協や市に問い合わせて参加させていただくことになりました。私がやりたいことを思いっきりできるのは、いつも全面的に応援してくれる夫の存在があってこそです。
Q3 これから実現したいことを教えてください。
サステナビリティという言葉が今のように使われる前から、平岩の漁業者は海の豊かさを守る活動に取り組んでいます。だからこそ、今、平岩の海岸には海藻の森が広がっています。こうした漁業者の取り組みが重要性を増している一方で、漁業者の高齢化と後継者不足といった課題があります。課題の解決策を見つけ、海のことを漁業者だけに任せずに、みんなで守っていく仕組みを作りたいです。
※日向市は、「女性の活躍」を推進しています。
注:サスティナビリティ…持続可能性。「環境・社会・経済」の観点から、今後、長期間にわたって地球環境を壊すことなく、資源も使い過ぎず、良好な経済活動を維持し続けることを意味する言葉です。
問い合わせ:総合政策課女性活躍推進係
【電話】66・1001
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