Please give me Pie!
(パイをください!)
◆「パイの日」
日本では、ほとんどの人がパイを知っていると思います。サクサク生地の中に甘くておいしい果物が入っている焼き菓子で、私の大好きなデザートです。アメリカで、パイはケーキ並みに人気です。
3月14日は、アメリカでパイの日と呼ばれています。この日にパイを食べる人は、すべてのアメリカ人ではありません。この日をパイの日として祝う人は、ほとんどが学生、研究者、中学校や高校の数学の先生です。なぜかというと、数学に出てくるパイ(ギリシャアルファベットのπ)のだじゃれから生まれてきたからです。πの最初の3桁は3・14なので3月14日になりました。意外と単純な発想ですね。毎年私の友達も半数ほどが祝っています。もちろん、私もです。「デイヴィッドは、数学は別に好きでもないのに、ただパイを食べたいからこの日を祝っているんじゃない?」と疑う人がいると思います。実は、そのとおりです。
日本で3月14日といえばホワイトデーですが、アメリカではホワイトデーなんて聞いたことない人がほとんどだと思います。実は、世界中でホワイトデーを祝うのは日本とアジア圏の一部ぐらいです!もし、ホワイトデーやホワイトチョコに飽きている人がいたら、友だちや好きな人と一緒にパイを食べて、紅茶を飲んでみてはいかがですか?新しい習慣も、たまには楽しいですよ!
◆おばあちゃんのパイが1番!
アメリカ風のパイは、日本ではあまり見かけませんが、アップルパイは本格的なものに近いものがよくあります。その違いは何かというと、日本のアップルパイはスパイスが足りないことがあります。アメリカで食べるアップルパイは、シナモンがリンゴの甘さを緩和するのでやさしい甘さです。私のおばあちゃんは、よくパイを作ってくれました。私にとって、おばあちゃんのパイに勝てるパイは存在しないです!
問い合わせ:地域コミュニティ課市民協働係
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