May your days be as bright as the flowers of May!
(今日は5月の花のように明るい日になりますように!)
◆「昔ながらの夏の始まり」
欧米には「May Day(メイ・デイ)」という祝日があります。今ではあまり祝いませんが、昔は夏を歓迎する祭りとされていました。
いろいろな国でさまざまな形がありますが、共通点は、祭りの時期と「メイポール」(5月の棒)です。メイポールというのは3メートルから10メートルぐらいの高さの棒で、花輪やリボンで飾り付けます。地域によって、メイポールのダンスもあります。ダンスは、みんなで棒の上から垂らしているリボンを手にとり、リボンが棒に絡むように回って音楽に合わせて踊ります。私は、いつかヨーロッパの「May Day」を見に行きたいです。
ヨーロッパと一言で言っても、祭りの時期とメイポール以外はすべて異なります。イギリスでは「May Queen(メイ・クイーン)」(5月の王女)を選んでパレードがあり、クイーンはパレードの先頭を歩いてスピーチをして、お祝いの始まりの合図をするそうです。ちなみにメークインというジャガイモの由来はここからきています。
他にも、チェコではバレンタイン代わりに恋人たちの日としてお祝いされ、スウェーデンでは春の終わりと勤労感謝の日にもなっています。多様性のある祭りですね。
皆さんは春の終わりに特別なことをしますか?していなければ、少し踊ってもいいかもしれませんね!
問い合わせ:地域コミュニティ課市民協働係
【電話】66・1005
◆もうひとつのメーデー
ここで、豆知識です。英語で「mayday!mayday!(メーデー!メーデー!)」と言うのは5月1日に関係なく、無線ラジオ用語で「飛行機・船が危険な故障をしています!」という意味です。なぜかというとフランス語の「m’aidez」(助けて)と発音がほぼ同じなのでわかりやすく、短く言える言葉になっているからです。
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