◆持続可能な観光のために
◇GSTCトレーニングプログラム
3月26日から28日の3日間、宮崎県内で初となるGSTC(※)トレーニングプログラムを本市で開催しました。講師には国際的な観光団体の委員などを務める名城大学名誉教授の二神(ふたがみ)真美氏を招待。日向・東臼杵広域観光推進協議会の会員など16人が参加し、座学や市内観光地のフィールドワークにより、関心が高まっているGSTCの国際認証制度の基準や国連世界観光機関が推奨するサステナブルツーリズム(持続可能な観光)を学びました。
※GSTC…グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会。持続可能な観光のための国際基準を設けている。
◆企画展「牧水の食」を開催
◇およそ100種類の食材を紹介
4月2日から、若山牧水に関する食べ物をテーマにした企画展「牧水の食」が、若山牧水記念文学館で開催されました。幅広い年代に共感してもらうために「食」をテーマにし、食べ物・食材が登場する短歌や日記を紹介。展示作品は大きく、故郷の味、最先端の味、旅の味に分かれており、現在も残る郷土料理「にしめ」や、「カルメラ焼き」、「氷砂糖」といった当時ならではの食べ物も登場します。企画展「牧水の食」は6月30日まで開かれています。
◆牧水の里のつつじ祭りを開催
◇東郷地域の春の風物詩
4月14日、牧水公園で「第23回牧水の里のつつじ祭り」が開催。ステージイベントやカモミール収穫体験のほか、テント村での販売、野点も行われ、市内外からの家族連れなどで大いに盛り上がりました。また、公園内で色鮮やかに咲いている、およそ3万本のつつじも来場客の目を楽しませ、イベントを彩りました。祭りに来ていた地元東郷町の井上鈴子さんは「イベントを楽しみにしていました。花がきれいで、出店もたくさんあって楽しいです」と話していました
◆未来に向けてできることは
◇まちづくり市民ワークショップ
令和7年度から始まる第3次日向市総合計画の策定に向けた「まちづくり市民ワークショップ」の最終回を、3月23日に市役所で行いました。昨年10月から全5回にわたり開催し、市民や高校生、宮崎大学の学生など延べ159人が参加。参加者はプログラムを通じて、市の魅力や将来像、自分たちに何ができるのかについて意見を交わしました。今後、ワークショップで出た意見を参考に、団体の代表者などで組織する総合計画審議会を開催し、新しい総合計画を策定していきます。
◆夢の実現に向けて全力支援
◇子どもの夢サポート事業報告会
中学生が夢や希望に向かってチャレンジする取り組みを支援する「子どもの夢サポート事業」の報告会を、3月25日に市役所で開催。令和5年度は19人の応募の中から3人が選ばれ、それぞれ「自衛隊の一員になりたい」、「コミュニケーション力の高い小学校教諭になりたい」、「スポーツジャーナリストやスポーツカメラマンなどで、プロスポーツに関わりたい」といった夢に向かって取り組んだ内容や感想、今後の目標について報告をしました。
◆金ヶ浜の素晴らしい景観をPR
◇ネモフィラフェスティバルを開催
4月13日~14日、金ヶ浜ビュー園地でネモフィラフェスティバルを開催しました。金ヶ浜の素晴らしい景観を感じてもらおうと平岩まちづくり協議会と市で実施。訪れた人は写真を撮ったり、ベンチで飲み物を飲みながら景色を眺めるなどしてネモフィラの咲く風景を楽しんでいました。夫婦で美郷町から来ていた井上登美子さんは「きれいなネモフィラや海、ヤシの木などがあって、ロケーションが素晴らしいです」と話していました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>