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自治体の皆さまへ

6月は土砂災害防止月間です 一人ひとり備え地域支えあい(2)

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宮崎県日向市

◆あなたの命を守る「自助」「共助」の取組
◇自助
まずは「自分の命は自分で守る」ことが防災の基本です。
いざという時に自分の身を守るため、避難場所・経路の確認や非常持ち出し袋を準備しましょう。

・非常持ち出し袋を準備
非常持ち出し袋を携帯して、避難場所までどのくらいかかるか時間を測ってみましょう。水や非常食、常備薬などは最低限必要ですが、自分が持ち運べる量にしましょう。
避難時すぐに取り出せる非常用持出品の準備:携帯ラジオ、預金通帳、印鑑、タオル、下着類、マスク、現金、懐中電灯・予備の電池、ライター、生理用品食料、医薬品、身分証明書のコピー(例…免許証)、ナイフ、缶切り、防災頭巾、ヘルメット、ウエットティッシュ、手ぶくろ

・避難場所・経路を確認
避難場所は市が指定した避難場所以外にもいくつか考えておきましょう。災害時に通行できなくなる可能性もあるので、避難場所までの行き方も何通りかあるとよいでしょう。

◇共助
自分や家族が困難な状況になったときに頼りになるのは近所の人たちです。
また、地域には小さな子どもをはじめ、高齢者や障がいを抱えた人など支援を必要としている人がいます。災害時に地域で支え合い助け合えるよう、普段からのコミュニケーションが大切です。

・地区防災計画の作成
地域によって地形や災害特性が異なることから、自分たちの地域の人命、財産を守るための助け合いについて、自発的な防災活動を定めておく「地区防災計画」の作成に取り組みましょう。
作成済み地区:公園通り区、曙区、長江区、大王谷区、清正区、田の原区

・地域が行う避難訓練等に参加
区が実施する避難訓練や行事等に参加することで地域の皆さんと「顔の見える関係」を築き、いざという時に助け合えるようにしましょう。

◆地域の子どもたちへ出前講座を行っています
市では、宮崎県と連携し土砂災害に関する知識の普及・啓発を図るために、毎年6月の「土砂災害防止月間」を中心に、「土砂災害防止講座」を実施しています。
令和5年度は、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域に近い市内の4つの小学校(大王谷学園初等部、塩見小学校、東郷学園、坪谷小学校)へ出向き、土砂災害に関するハザードマップの説明を行いました。
各学校の生徒たちが、指定緊急避難場所や指定避難所および土砂災害警戒区域(特別警戒区域)などを地図に書き込み、学校の周り・家の近くにも危険な場所があることを実感してもらい、地震や台風(大雨)の時には危険な場所を避けて早めに安全な場所に避難をするよう伝えました。
土砂災害は、大雨、台風、地震など、どの災害でも発生する危険性があります。
市民の皆様も、ハザードマップを確認するなど、事前の情報収集が大切です。

◇土砂災害から身を守るために
STEP1 住んでいる場所が土砂災害警戒区域か確認しましょう。
STEP2 雨が降り出したら雨量の情報や「土砂災害警戒情報」に注意しましょう。
STEP3 警戒レベル4の避難情報発令で危険な場所から避難しましょう。

※警戒レベル4とは…災害発生の危険度を表し、市町村が発令します。警戒レベル4は「危険な場所から全員避難」が原則です。
土砂災害防止講座などの防災講座をご希望の方(団体)は、防災推進課までお問い合せください。

問い合わせ:防災推進課
【電話】66・1011

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