・ウイルス感染でおこるがん
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が原因と言われており、性的接触で感染します。女性の多くが一生に一度は感染すると言われ、感染しても、ほとんどの人はウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。
・ワクチン接種でがんを予防
ワクチン接種により、子宮頸がんを最大90%防ぐといわれています。子宮頸がんはワクチン接種で予防できる唯一のがんです。
●効果と副反応を知って接種を
日本では副反応の懸念から約9年間勧奨が中止されましたが、重篤な副反応はないと認められ、令和4年度に積極的勧奨再開となりました。
今年度、定期接種の対象となる人には個別に案内を送付しています。ワクチンの効果や副反応を確認したうえで、接種を受けてください。接種後に気になる症状がある場合は、接種医療機関にご相談ください。
◆定期接種対象者
(1)小学6年生~高校1年生にあたる女子(平成20年4月2日~平成25年4月1日生)
(2)平成25年度~令和3年度の積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した人(平成9年4月2日~平成20年4月1日生)
◆定期接種対象期間
(1)高校1年生にあたる年度末(3月31日)まで
(2)令和7年3月31日まで
接種が完了するまでに約6か月必要なため、令和6年9月までには1回目の接種を完了してください。
◆料金
接種対象期間内は無料。ただし、期限を過ぎた場合は全額自己負担となり、3回接種になると最大9万円程かかります。
問い合わせ:こども課母子保健係
【電話】内線2177
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