That’s one small step for a man, one giant leap for mankind.
(これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。)
◆「月面着陸の日」
宇宙飛行士のアームストロング船長はご存じですか?1969年7月20日に、人類で初めて月面を歩いた人です。実は、アームストロング船長は私と同じアメリカのオハイオ州出身です。船長を含め、アメリカの宇宙飛行士のうち25人がオハイオ州出身です。今ではニューヨークとカリフォルニアに次いで3番目ですが、一時期、宇宙飛行士が一番多い州でした。
オハイオ州は人口の割に、何で宇宙飛行士がそんなに多いのかとよく聞かれます。いつも、冗談で「それぐらいオハイオから逃げ出したかったんだよ」と返しますが、本当は私も少し不思議です。考えてみると、宇宙までとはいかないけれど、私も海を渡って日本まで遠くに来てしまいましたね。
でも、遠く離れてみてよかったと思います。アームストロング船長は、月に立った感想を「エンドウ豆みたいに小さいものが地球だと気づき、衝撃を受けました。親指を立て片目を閉じると、親指が地球を覆い隠しました。巨人になったとは思っていなくて、逆に地球がとても小さい存在だと感じました。」と述べました。
宇宙まで行かなくても、遠いところから、つまり新しい視点から生まれ育った場所を見ると、やはりさまざまなことに気付くことができます。日向市に住んでみて、地元のいいところや悪いところを実感しました。皆さんも違うところに行ってみると、当たり前と思っていたことを違った観点で見ることができると思います!
◆子どもの頃の憧れ
アメリカで宇宙飛行士は、ヒーローのような存在です。私も、子どもの頃にすごく憧れました。NASAの設立以来355人しかいない、オリンピック選手の数よりも少ない宇宙飛行士は、憧れやすいと思います。皆さんは何かに憧れたことがありますか?
問い合わせ:地域コミュニティ課市民協働係
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