昭和42年(1967年)、若山牧水の故郷坪谷に牧水記念館が建設されました。建設にあたっては、昭和40年(1965年)7月に「若山牧水生家保存・牧水記念館建設協賛会」が結成され、建設資金は全国からの寄付などにより集められ、設計は牧水の長男・旅人氏が担当。玄関にはノーベル文学賞も受賞した昭和の文豪・川端康成の揮ごうによる看板が掲げられました。
開館以降、延べ25万人が来館し、牧水に関する資料の収集保存と情報発信の拠点としての役割を担いました。その想いは平成17年(2005年)3月に開館した若山牧水記念文学館に受け継がれています。
若山牧水記念文学館では今回、牧水記念館および若山牧水記念文学館に関する建設構想や設計図など貴重な資料を展示する企画展を開催します。記念施設建設までの道のりを紹介しながら現代に受け継がれる牧水への想いを辿ります。ぜひ、文学館へお越しください。
問い合わせ:若山牧水記念文学館
【電話】68・9511
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