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町長メッセージ

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和歌山県印南町

■緑の大切さ
印南町長 日裏勝己(ひうらかつみ)

6月1日、和歌山城ホールにおいて、秋篠宮皇嗣同妃両殿下ご臨席のもと第35回全国「みどりの愛護」のつどいが開催され、「みはらし峠花の会」が和歌山県都市緑化功労者知事表彰を受賞されました。そして、6月4日には、西岡忠男会長と、会員の大村万千子さん、西山貴美子さん、串本郁子さん、竹本シゲ子さんが町長室に受賞の報告に見えられました。誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
「みはらし峠花の会」は、樮川からみなべ町に通ずる黒潮フルーツラインの完成を契機に、平成24年4月から活動を始められ、西岡忠男会長を中心に現在10名の会員で組織されています。「みはらし峠」と名付け、敷地の造成、植樹、看板、仮設トイレの設置や、食害対策、樹木の手入れ、花壇の管理、除草、清掃などに取り組まれています。すでに10年以上にわたり活動されていることに、頭の下がる思いであります。峠からは風力発電の風車はもちろん、気象条件が良ければ四国・徳島の剣山も眺望でき、今では絶景ビュースポットとして大変人気があります。ぜひ皆さんも訪れてみてください。
今年で35回目を迎えた全国「みどりの愛護」のつどいは、「みどりの日」制定の趣旨を踏まえ、平成2年の大阪府の開催を皮切りに、毎年全国各地を会場として開催されています。目的は『緑豊かな潤いある住みよい環境づくりを推進するとともに、緑を守り育てる国民運動を積極的に推進していくこと』とされ、その趣旨に合った功労に対し表彰されるものです。
私も東京出張はよくありますが、街中に緑が大変多いといつも感じています。1坪数千万円の土地にケヤキの大木や、銀杏木が植えられていて、木1本の土地代で軽く億を超えているのかな?などと思います。また、手入れも十分にされ、並木として連続しているのもすごいと思います。それだけ「緑」が暮らしに溶け込み大切に守られ、生活の一部になっているのだと思います。
印南町に住む私たちにとって「緑」は目の前にあり、あって当たり前ですがよく考えてみれば、保水機能による災害の防止や地球環境の保全など、大変大きな役割を果たしてくれています。木を育て山を守る「緑」の大切さに、改めて気付かされました。
いよいよ梅雨も終盤、台風の発生も懸念されますが、穏やかで災害のないことを願うばかりです。

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