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自治体の皆さまへ

町長メッセージ

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和歌山県印南町

■又こい茶
印南町長 日裏勝己(ひうらかつみ)

令和5年度も早1ヶ月が経ち、役場から見える山々の日ごとに色合いを変える姿に自然の息吹を感じています。
4月3日、新しい体制で新年度がスタートいたしました。新規採用職員3名を含め、総勢31名の職員に辞令を交付し、現在の全職員数は86名で、内4名が再任用職員となっています。また、育児休業中が5名と、他の広域機関に出向中が1名ございます。再任用職員を除いた職員数82名の平均年齢は33.9歳、平均経験年数は11.1年と非常に若い組織となっています。そのようなことからも、今まで以上に各課が連携を密にし「チームいなみ・ワンチーム」となって取り組むことが重要であります。
さて、新型コロナウイルスも令和2年に始まり3年がすぎ、この5月8日からは季節性インフルエンザ並みの扱いになります。すでに3月13日からはマスクの着用は本人の判断となり、また予防接種においては、本年度も無料で6回目・7回目のワクチン接種が予定されています。接種時期は年齢区分や基礎疾患の有無、医療従事者など接種対象者により、いくつかに分類されています。その都度、役場から案内状が届きますので、回答をお願いいたします。「大丈夫やろ」と思わずに、できるだけ多くの方に接種していただきたいと思っています。油断はできませんが、大きな規制や制約もなくなり本来の生活ができます。今後は、今まで続けられていたイベントも復活されるようになりますが、町においても3年前の延長ではなく新しい発想でのスタートであり、若い職員の埋もれた能力を発揮するチャンスと、大いに期待を寄せています。
話は変わりますが、家内の母親は真妻の川又に住んでいましたが、今は皆瀬川で共に暮らしています。現在、カルフール・ド・ルポのデイサービスのお世話になっていて、「追出茶(おいだしぢゃ)」と「又こい茶」という言葉を教えてもらいました。93歳の母親と年代は異なりますが、同じ真妻に住んでいても初めて耳にする言葉でした。朝、カルフのバスを待つ間に少し熱めのお茶をおいしそうに飲んでいますが、このお茶が「追出茶」と同時に、また来てくださいの思いを込めて「又こい茶」ということです。ほんわか心温かくなります。
4月中旬から5月は一番茶で、茶葉の甘みが楽しめ、6月から7月上旬が二番茶で、カテキンやカフェインが多く苦みを楽しめ、7月中旬から8月は三番茶とのことです。
しっとりとした和菓子に、コーヒーもいいですが少し苦みのあるお茶もいいなあ…と思う今日このごろです。

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