◆column-カワウ
かつては日本国内でも絶滅に瀕するほど少くなっていた本種。禁猟や川の水質改善、エサ資源の増加などにより現在では全国的に個体数が増えており、町内の川でも目にする機会が増えています。
海水と淡水のどちらでも潜ってエサをとることができるため、海岸付近から川沿い、湖や池などさまざまな環境に適応できます。群れをつくって集団で生活する特徴があり、時に漁業被害やフンなどの問題が生じることも。現在の実状に合わせて、これからの人と生き物との共生のあり方を考えさせてくれる鳥でもあるのです。
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