「ちくせん」はじまる!ちくせん交流会を開催!

5／44

本町は、人口減少対策や地域課題解決、交流人口の増加を図るため、令和2年度から24の行政区ごとに、定住促進計画の策定に取り組んできました。本年度をもって24のすべての行政区で計画策定が完了し、令和5年度からいよいよ全地区において、地区が主体となった計画の実践が行われることになります。この計画策定と実践事業を総称して、地区別定住戦略事業、略して「ちくせん」と呼んでいます。
去る3月19日(日)に西郷農村環境改善センターにおいて、「未来発創ちくせん交流会」が開催され、町内外から約150名が参加しました。
各地区の実行委員会からの発表では、本年度に計画を策定した11地区と、事業を実践した13地区が、それぞれの地区の課題や未来の姿を反映した計画と取り組み状況を熱い想いとともに発表し、地区の特色と魅力が込められた1分間動画も24地区ごとに上映されました。
また、西郷義務教育学校の6年生が、キャリア教育の題材として「ちくせん」を学習しており、旧田代小学校の利活用の案を考えたり、課題解決のための話し合いの方法を学んだことなどを発表しました。
休憩時間には、各地区の計画や取り組みを掲示したパネルの前で、参加者同士が積極的な情報交換を行っていました。
最後に24地区それぞれを表す漢字1文字と色を反映したポスターがステージ上に披露され、鮮やかなグラデーションが美郷町の多様性を表しているようでした。
すでに事業を開始した地区も、これから事業を始めようとする地区も、未来がどうなるか、効果は本当に出るのか、など不安でいっぱいだと思います。まずは、それぞれの地区ができることから、無理をせずに楽しみながら、また、他の地区のやっていることを「徹底的にパクル(TTP)」の精神でも良いので、美郷町の全地区が一歩ずつ前へ踏み出していただきたいと思います。