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御田祭

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宮崎県美郷町

平安時代からおよそ千年受け継がれる県指定無形民俗文化財で、美郷町三大祭りの一つである「御田祭」及び関連行事が、7月1日(土)・7月2日(日)の2日間開催されました。天候が心配されましたが、神々がお祭りを後押しするかのように天候が回復し、すべての神事・イベントを開催することができました。
1日の前夜祭は、「第30回日向田植唄全国大会」が行われた他、地元の逸品を出店販売する「ふるさとうまいもん広場」が開催され多くの人が買い求めていました。「ステージイベント」は、富島高校郷土芸能部による和太鼓演奏、Mix Seeds DANCEによるダンスが行われ、メインイベントでは、日本伝統芸能猿まわし、ものまねショーが行われ、会場が一体となり盛り上がりました。
前夜祭を締めくくる恒例の「御田祭の里花火大会」では、約1,200発の花火が打ち上がり、美郷の山々に大きな音を響かせ、会場からは歓声が沸き起こりました。
2日の本祭は、ご神霊を神輿に移す上円野神社での神事を執り行った後に、地元の青年団と林業大学校の学生が神輿を担ぎ、上の宮田から中の宮田までの「御神幸行列」が行われ、ウナリによる赤飯のふるまいも行われました。
会場(中の宮田)周辺では、神田に設置された舞台の上で、前日に開催された日向田植唄全国大会の優勝者が素晴らしい唄を披露した他、「豊年神楽奉納」、「豊年祈願太鼓」が行われました。また、牛馬が神田の中を駆け回る姿に大きな歓声と声援が送られ、多くのご来場者がご利益があるとされる泥しぶきを浴びていました。
西郷義務教育学校の生徒による趣向を凝らした「子どもみこし入れ」も行われ、元気の良い掛け声と共に神田の中を練り歩き、「青年みこし入れ」では若者たちが「ヨーッサヤ、ヨーッサヤ」と威勢の良い掛け声で神輿を力強く担ぎ上げていました。
祭りのフィナーレは、約120名による早乙女の女性達が催馬楽に合わせて、豊年を祈りながら丁寧に田植えを行い、御田祭の幕が下ろされました。
2日間行われたお祭りは、町内外より約8,000名のご来場者があり、4年ぶりに盛大に開催されました。祭りの運営にあたり各方面でご支援、ご協力をいただきました皆様、またご協賛をいただきました企業・団体の皆様に心からお礼を申し上げます。

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